2022.12.08 | 雇用保険
2022年10月からの雇用保険料の変更について
今年は年度途中から雇用保険料率が変わる稀有な年となっています。
年度更新で概算保険料額を算定する際に、4/1~9/30と、10/1~翌3/31までの期間に分けて計算していたところです。9月までの前期については、労働者負担分は前年までと同じ1000分の3でしたが、10月からの後期については、労働者負担分も1000分の2上がり、1000分の5となります。基本的には10月分給与から新保険料に変更して保険料を控除する必要がありますので、給与計算時には注意が必要です。(会社によって区切りが異なる場合もありますので、会社ごとに確認してください。)
今年の10月は育児休業に関する大改正が行われたり、社会保険を見ると被保険者101人以上の法人に対する適用拡大があったりと話題に事欠かないところで、一見すると地味な変更ですので見落とされがちではありますが、重要な変更点ですので変更のタイミングなどを誤らないようチェックすることが肝要です。